「小さな薄い財布」の系譜

デザインを一新し、その販売を終えた(初代)Hitoe Fold。(写真は製品発表時の社内製作の試作品)
私たちにとって大変思い入れのある製品です。この機に(初代)Hitoe Foldが果たしたエポックメイキングな役割を振り返ります。

2009年発表のabrAsusの「薄い財布」が、カードとコインの重ならない財布のパイオニアです。独創的でありながら、非常に完成度が高く、長く独壇場が続きました。そのパンドラの箱を開いたのが、2018年6月登場の当社の「Hitoe L-zip S」。そこから薄い財布の新たな歴史が始まりました。
(初代)Hitoe Foldを発表する前に、カードとコインが重ならない小型財布は上記を含め4作が確認されています。いずれもサイズは少し大きく、カードポケットは、名刺も入るゆとりがあるサイズでした。

そして2019年11月、特許出願と同時に(初代)Hitoe Foldを発表。クラウドファンディング開始5分で1,200個を販売。わずか18日間で1年分の生産量3,500個を完売し、国内歴代1位(51,795,439円)を達成、など大きな話題となりました。

この(初代)Hitoe Foldを境に、「薄い財布」から派生した「小さな薄い財布」にトレンドが一変します。

(初代)Hitoe Fold発表から数ヶ月の空白期間を経て、同系譜の財布が、突如、続々と登場しはじめます。薄さだけでなく、コンパクトさも売りで、カードポケットは「カードジャストサイズ」に変貌しています。(初代)Hitoe Foldの無駄のないデザインが、いかにエポックメイキングで、市場に強い影響を与えたかがわかります。

しかし、これまでに(初代)Hitoe Foldのクラファンの記録を超えた財布は、Hitoe Fold Aria(7,854万円)と(新型)Hitoe Fold(5,548万円)のみ。(2021/7/3 日本歴代1~3位をHitoe Foldシリーズが独占)

Hitoe Foldが開いた「小さな薄い財布」の系譜は、その始まりにおいて、一つの完成形であったと言えます。

https://syrinx.audio/products/hitoe_fold